【金持父さん貧乏父さん】金融リテラシーほぼ0の22歳がこの本を読んでみて

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お金に関する知識がほぼ0の22歳がこの本を読んでみてどうだったか。

結果は

難なく読み切ることができた

自分でも途中で嫌になり読むのをやめてしまうのではないかと思っていましたが、結果的には他の本と同様に勉強の一環としてとても良い本だったと感じます。

さて、今回紹介する『金持ち父さん、貧乏父さん』ですが、

皆さんも一度は題名を聞いたことがあるのではないでしょうか。

『金持ち父さん貧乏父さん』はアメリカ歴代ベストセラートップ3に入っており、全世界で51か国に翻訳され、105か国で読まれています。

ここ日本でも累計350万部が発行され、多くの経営者やyoutuber、インスタグラムなどのSNSでも非常に多くの記事が見つかります。

実際に私も知人の経営者からこの本を紹介され読むことにしました。

初めはお金に関する本に対して、食わず嫌いならぬ ”読まず嫌い” がありましたので、なかなか一歩を踏み出せずにいました。

・お金を題材にした本なんてなんだか胡散臭いな、、

・専門用語なんてわからないし内容を理解できるかな、、

・そもそもなんだこの分厚さは、、

こんな思いが頭の中を駆け巡っていました。

しかし実際に本を手に取って読んでみると、案外すらすらと読み進めることができていったのです。

不安だった専門用語もほとんどありませんし、マルチ商法のような胡散臭さもなく、内容が面白いので本の厚さなんてものは全く気になりませんでした。

読むか読まないか、迷っている方はぜひ勇気をもって一度読んでみてほしいです。

間違いなく無駄な時間にはなりません。

実際に読んでみて

私自身、知識的な内容よりも概念的な内容が頭に残りやすい傾向があり、話の中の『金持父さん』と『貧乏父さん』の考え方や行動の違いが特に今後の人生に生かせそうなポイントが多いように感じました。

良いと思った概念

  • 中流以下の人間はお金のために働く、金持は自分のためにお金を働かせる
  • お金がもたらしてくれる喜びは大抵長続きしない
  • 忙しい人が一番の怠け者 
  • 自尊心が高くて人の話を謙虚に聞くことができない人、批判ばかりしている人は本当は自分に自信がなくて怖くてリスクを取ることができない人間
  • 失敗をこやしにしてやる気を起こすものが勝者となり、失敗によって打ち負かされるものが敗者となる。
  • 人生はスポーツジムに行くのとよく似ている。
  • 『いくら稼げるか』ではなく『何を学べるか』で仕事を探しなさい
  • 頭がいい人よりも『度胸のある人』のほうが成功する。
  • 実社会ではいい成績よりも、ガッツ、大胆さ、図太さ、はったり、ずるがしこさ、世渡りの技術、粘り強さ、頭のきれ、のような『なにか』が必要。
  • 教えよ、さらば与えられん

中流以下の人間はお金のために働く、金持は自分のためにお金を働かせる。

貧乏な人は朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う、そしてまた朝起きて、仕事へ行き、請求書を支払う、、、この繰り返しになる。そして彼らの人生は一生恐怖欲望という二つの感情に走らされ続ける。そういう人はたとえ収入が増えても支出が増え、このパターンは変わらない。これが『ラットレース』と呼ばれるものだ。

お金がもたらしてくれる喜びは大抵長続きしない。

お金には恐怖と欲望でゆがめられた魂を癒す効果はない。

金持ちになっても、それ自体を失う恐怖、それによって手に入れた車や家を失う恐怖に襲われる。

忙しい人が一番の怠け者

忙しさを言い訳に自分の健康や財産に注意を払うことを怠っている人が多い。

そういう人は自分が真正面から向き合わなくてはならない問題を避けるために忙しい状態を続けている。

これこそが最もよく見かける「怠慢」の形だ。

自尊心が高くて人の話を謙虚に聞くことができない人、批判ばかりしている人は本当は自分に自信がなく、怖くてリスクを取ることができない人間

 何か新しい事を学んだら、それを完全に理解するために失敗を冒す必要がある。このような人たちはそれが怖いのだ。

人の話に耳を傾けることは自分が話をすることよりも大切だ。そうでなければ神様は人間の耳と口の数を反対にしたはずだ。

失敗をこやしにしてやる気を起こすものが勝者となり、失敗によって打ち負かされるものが敗者となる。

勝利の最大のカギはここにある。フラン・タ―ケントンの言葉に「勝つことは負けを恐れないことを意味する」という言葉がある。負けることを『嫌う』ことと『恐れる』こととでは2つの間に大きな違いがある。

人生はスポーツジムに行くのとよく似ている。

新し事を学ぼうとするのに抵抗を感じる人も少なくないだろう。そんな人は次のような話を励みにするといい。ーー人生はスポーツジムに行くのとよく似ている。スポーツジムへ通うとき一番つらいのは「行こう」と決心するときだ。それでも行って運動し始めると楽しくなる。そして終わった後は無理をしてでも行って良かったと思える。

『いくら稼げるか』ではなく『何を学べるか』で仕事を探しなさい

特定の専門を選ぶ前に、また『ラットレース』にはまる前に、将来を見渡しながら、自分はどんな技術を習得したいと思っているかをじっくりと考える必要がある。

頭がいい人よりも『度胸のある人』のほうが成功する。

実社会ではいい成績よりも、ガッツ、大胆さ、図太さ、はったり、ずるがしこさ、世渡りの技術、粘り強さ、頭のきれ、のような『なにか』が必要。

個人の才能の開花を邪魔する最大の要因は『過度の恐怖心』と『自身の無さ』にある。度胸がなく恐怖に負けてしまうと、才能が委縮してしまう。最終的には学校でのいい成績よりも、この「なにか」がその人の将来に決定的な影響を与える。

教えよ、さらば与えられん

なにかが足りないとかなにかが必要と感じたときには、まずそれを人に与えることだ。そうすればあとになって2倍にも3倍にもなって帰ってくる。

まとめ

この本は読む人によって感想がかなり大きく分かれるとは思うが

個人的に最も頭に残っているのは

『教えよ、さらば与えられん』

という言葉だ。

これは本文中で著者も

”この本で読んだほかのことはみんな忘れたとしても、ぜったいに忘れないでほしいことが一つある”

と述べている。

私の人生を振り返ってみても他人に何かを与えてきたという経験は数えるほどしかないように感じる。

自分が

  • たくさんのお金を稼ぎたい
  • 多くの人から信頼されたい
  • 社会で成功したい

このような望みがあるのなら、どんな形であれまずはこれに関係するものを人に与えるところから始めなくてはならないということなのだろう。

私も今後の会社、プライベートともにこれを意識した立ち振る舞いをしていきたい。

そして上に挙げた私と同じような願望を持った可能性に満ちた人には是非一読していただきたい本である。

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