皆さんは大阪というとどのようなイメージがあるでしょうか。
各々異なるかと思いますが『都会』という印象は少なからず持っているのではないでしょうか。
私自身も現在は大阪に身を置き約2年が経過していますが、出身は富山県の田舎の方で、旅行で訪れた際には景色の違いに度肝を抜かれていました。
引っ越した初めのほうは慣れずに過ごしずらさを感じることも多々ありましてが、今では都会での暮らしにもなれ日々楽しく生活することができています。
そこで今回はド田舎出身者が大都会大阪に住み移って自分に起きた変化を書いていきます。
都会に興味があり引っ越しを考えている人、都会に住んでいるがイマイチなじめていないように感じる人にぜひ一読していただきたい内容です。
【大阪 一人暮らし】田舎と大阪の違い
田舎から都会に出てぶち当たる壁
- 人の多さが段違い
- 物価高
- ホームシック
人の多さが段違い
地方と都会の一番違いといえばなんでしょうか。
私は人の多さだと思います。
日本の人口密度のランキングでも
県 | 順位 | 人口密度 |
大阪府 | 2位 | 4,605.25 |
富山県 | 25位 | 236.93 |
人口では東京・神奈川に次ぐ第3位、人口密度では東京に次ぐ第2位となっているほど大阪は人の数が多いです。
私自身もいまだに人の多さには驚かされる事が多々あります。
大阪で主要の町といえば『なんば』『梅田』『心斎橋』などがありますが、この辺りに行くと田舎で年に一回開催されるイベントの時くらいの人の量が毎日集まっています。
観光客が多いので仕方のない事ですが、なぜこんなに人気なんだろうと毎回思います。
とくに『グリコ』の近くは盛りなしで地面が見えないほど人が多いです。
皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
ここの近くには商店街もあり年中観光客や旅行客で賑わっています。
正直人が多すぎるので、私は滅多に行きません。(笑)
これは周りの話も聞いたうえで分かったことなのですが、地方の人が少ないところで住んできた人は、都会に出て人が多いところを避ける傾向があるように感じます。
まあ、これは行かなければいいだけなので一人暮らしをする上でそこまで大きな問題にはならないでしょう。
物価高
そして、都会の物価が高いというのは有名な話ではないでしょうか。
しかしこれは私の実感なのですが、ここに関してはそこまで大きな悩みにはならないように感じます。
物価高の全国平均を100とした以下の表でも大阪はそこまで上位には組み込んできていません。
順位 | 総合 | |
---|---|---|
1 | 東京都 | 104.7 |
2 | 神奈川県 | 104 |
3 | 埼玉県 | 101 |
4 | 千葉県 | 100.7 |
5 | 京都府 | 100.6 |
・・・ | ||
13 | 大阪府 | 99.7 |
・・・ | ||
47 | 宮崎県 | 96 |
簡単に言うと宮崎で96円のお菓子が大阪では100円、東京では105円になっているようなものです。
長い目で見ると、それなりに物価高の影響を受けるかもしれませんが、日々生活していて「やっぱり大阪は物の値段が高いな~」と思ったことは一度もありません。
なのでここはそこまで心配する必要は無いでしょう。
人によっては気になる部分にもなりうるので、紹介しておきました。
ホームシック
個人的にこれが一番の悩みでした。
大阪に引っ越して間もないころの話です。
私自身はかなり田舎の方の出身で、それも夜になれば人通りはほとんどなく、街灯すらも数えるほどしかないような場所で20年間過ごしてきたので、生まれ育った場所とのギャップにかなり苦しめられました。
今となっては恥ずかしい話ですが、毎晩のように親や地元の友達に連絡したり、インターネットでこの対策を探していたりしました。
そして一人暮らしをはじめて2年間が経過した現在はというと、それは全くなくなりました。
これは自信をもって宣言できます。
ではどのように克服したかというと、
正直「これをすれば一発で解消される!!」という方法は残念ながら私には発見できませんでした。
私が思うには、ホームシックは時間が解決してくれるものだと感じました。
つまり、『慣れ』です
一人で生活を始めた最初の一週間は本当に夜も眠れないほどきつかったですが、それが段々解消されていき、今では全くなくなりました。
長く一人暮らしをしている周りの人に聞いてみるといいでしょう。
「もう一人暮らしを始めて2年がたつけど、ホームシックが治らない」という人はほとんどいないでしょう。
人間何事も始めたばかりのころはうまくいかないものです。
続けているうちに初めのころにあった悩みはいつのまにか無くなっていたりします。
悩みすぎることなく、気楽に進んでいきましょう。
まとめ
住む場所を変えるというのは、自分にとってかなり負荷のかかることになるでしょう。
しかしだからこそ、実家でそのまま生活していたら得られなかったものが手に入る可能性を秘めています。
大前研一さんの言葉にこのようなものがあります。
人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの方法でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を変えない限り、決意だけでは何も変わらない。大前研一『時間とムダの科学』
実家を出て一人での生活を初めることによって、ここにある3つのうち、後の2つを満たすことができます。
その決断はきっと数年後のあなたの大きな成長につながっているでしょう。
私も明るい未来を見据えて日々生活しています。
この記事が皆さんの成長の一助になれば幸いです。
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